大人バレエ やらないと決めている3つの事

バレエ
バレ子
バレ子

大人バレエを「大人バレエ」と揶揄されないために、

やらない方がいいことがあるの。

バレエ、真面目にレッスンして、家で自主練とストレッチしてる。

でも鏡を見ると何か足りない。。。

ネガジゼル
ネガジゼル

というか、いまいち動きが垢抜けない。。。

と思うことはありませんか?

実は大人バレエにおいて、これを「やらなければ」動きが垢抜けると言う作法の様なものがあります。

私は大人バレエでも、垢抜けている人とそうで無い人を見比べて研究した結果、ある法則に気がついたのです。

バレ子
バレ子

レッスン中は、

  • 膝を伸ばして!
  • 鎌足にしない!
  • 二の腕持ち上げて!

など、「やらなきゃいけない」ばかりに意識がいくわ。

この記事では「やらない事」にフォーカスして、大人バレエを少しでもより良く見せるための、とっておきの策をお伝えしたいなと思います。

注意された事をすぐに修正しない

「注意された事をすぐに修正しない」というのは、少し誤解を招く言い方かもしれません。

決して先生に反抗しろと言っているわけではありません

ポジ先生
ポジ先生

悪い感覚を実感してから修正するという意味ね。

そうです。

例えばバーレッスンのでデブロッペで後ろに足をあげた時(つまりアラベスク)、先生に

もう少しつま先側で床を押しなさい(後ろ重心になっている)

と注意されたとします。

さあ、普通はすぐにつま先重心に直しますよね。

その直しまでが一瞬すぎて、「良く無い感覚」や「その状態だとなぜダメなのか」が分からないまま、形だけ取り繕っていませんか。

まずは、

バレ子
バレ子

踵重心ってこんな感じか〜

と実感する。

もしよく分からなければ、もっと踵重心にしてみて悪い感じを深く実感する

ポジ先生
ポジ先生

これは先生が指導する上でも効果的な方法よね。注意しても注意しても治らない人には、より悪い感覚を実感させるの。

この場合、より踵重心になるように(より悪くなるように)手を貸すの。

バランス取れないし、後ろに倒れるわね。

で、これではダメだと理解させるの。

ここまですると、

バレ子
バレ子

踵重心だと、バーなしではバランス取れないなぁ〜

とより深い理解につながります。

大人バレエは、上部だけ取り繕う事をやめたら、動きがアカデミックになり垢抜けます。

膝を曲げない

ネガジゼル
ネガジゼル

よく先生に注意される「足を伸ばして!」「膝を伸ばして」と

何が違うの?

「膝を伸ばす」と言われたら、出している脚もしくは上げている脚に注意がいきがちです。

でもそっちでは無いんです。

ポジ先生
ポジ先生

そっちでは無いと言うことは、軸足ね。

そうです。軸足です。本当に無意識だと思います。

足を5番ポジションに戻す時、一瞬軸足が緩むんです。

これは、きちんと5番に戻したい、という意識が働いているからだと思います。

ネガジゼル
ネガジゼル

5番にきちんと戻せないと気持ち悪いもの。

  1. 足をタンジュで出す
  2. 五番に戻す直前の直前
  3. 軸足緩めて綺麗な5番に入れる
  4. 5番に入ったら両足で床を押す
バレ子
バレ子

ほんと、コンマ数秒の間の出来事だけど、結構な割合で緩んだ後に体を引き上げているの。

体の一瞬の緩みがバレエが垢抜けない一因です。

5番に戻す直前で一番体を引き上げておく。

そうしたら軸脚が長くなって、5番にも戻りやすいです。

横にタンジュして戻す時なんて、下手すると3番みたいになるかもしれません。

バレ子
バレ子

でもそこで緩めたり、お尻ふりふりして無理やり5番に戻すより、

体を引き上げて、腿と腿が重なる方が美しいわよ。

ネガジゼル
ネガジゼル

3番にしか足を収められなかったら、それが今の自分の実力ってことね。

横目で人を見ない

ネガジゼル
ネガジゼル

鏡越しに、人を見ながら踊っている姿、客観的に見て恐怖よ。

そうなんです。

エポールマンっていう言葉、聞いたことがありますよね。

「肩」という意味のフランス語。クラシックバレエ独特のねじるポーズのとり方で、肩の位置に合わせて、頭、体の傾け方はルールがあります。 たとえば、クロワゼの方向へ体を向けて正面を見るとき上半身をひねる。

チャコットHPより

エポールマンのおかげで、バレエは気品高く美しく見えると言っても過言ではありません。

身体にねじりを加わえるエポールマンは、頭、肩を含む身体、自分の視線のすべてをコントロールする必要があります。

バレ子
バレ子

顔は手の方を向いているにもかかわらず、目線は鏡で横目

気品も何もあったもんじゃ無いわね。

一度、周りの人のことは忘れて自分の世界で踊ってみましょう。

目線ってすごく大切です。

いつもやるべきことばっかり考えている人は、たまにはやらない事を考えてみてもいいかもしれませんね。

以上やらない事のおすすめ3点の紹介でした〜!!

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