日経新聞 森下洋子さん

バレエ

日経新聞は経済の事だけでなく、芸術・文化面の記事もあるわ。

今日は2021.4.11の日経新聞記事から

森下洋子 バレエ生活70年「毎日コツコツ 階段のぼる」

という記事を紹介するわ。

バレリーナの森下洋子さんが舞踊歴70年を迎えられたそうです。本当に素晴らしい!!

 



森下洋子さん

森下洋子さんの人物・来歴です。

  • 1948年生まれ(73才 2021年現在)
  • 3才からバレエを始める
  • 1971年松山バレエ団所属
  • 夫は松山バレエ団総代表の清水哲太郎

私の中の森下洋子さんのイメージはこれ!!

趣味講座「クラシックバレエ入門」

1988年にNHKで放映された「クラシックバレエ入門」よ。

清水哲太郎さんがなかなか独特で、面白いわよ。

私は録画されたビデオを譲受けて、子供の時にみていたわ。

田舎に住んでいたのでこれがバイブルだったの。

特に、「さぁバレエで遊びましょう」

という小学2〜3年生くらいの子供たちのコーナーが大好きだったわ!!

マイムの練習をしたり、円になってワルツをしたり、のコーナーね。

憧れのお姉さん、という感じだったわ。

森下洋子 バレエ生活70年「毎日コツコツ 階段のぼる」

異例の長い現役生活

日経新聞には、

ロミオとジュリエットのジュリエットの衣装でポーズを取った森下洋子さん、

カープの始球式でボールを投げようとしている森下洋子さん

の写真の掲載があります。

クラシックバレエでは世界的にも異例の長い現役生活を誇るそうです。

例えばパリオペラ座バレエの定年は42才よ。

42才の定年後も、他のカンパニーやガラ公演でフリーランスで踊っているダンサーもいるけど、73才でプロで舞台に立つというのは異例ね!!

「欧州の華やかな舞台よりも、松山樹子先生が踊る『白毛女』が胸にズンときた」と、日本の松山バレエ団を選んだそうよ。だからこそ、今も踊れているともいえるとの事です。欧州はパリオペラ座バレエも含め大体40才で定年だからね。

現役生活が長いバレエダンサー

私が知っているのはロシア人バレリーナの

マイヤ・プリセツカヤ

ね。

彼女が踊る「瀕死の白鳥」は伝説だわ。

マイヤプリセツカヤは、80才を超えても踊り続けていたわ。

彼女は伝記にもなっているわ。


私が通うバレエ教室の子供も読んでいたわ。

実際の舞台

実は私、森下洋子さんの舞台もマイヤプリセツカヤさんの舞台もどちらもみた事があるの。

どんな印象?

森下洋子さんは20年ほど前の白鳥の湖でのオデットね。

パドドゥでルルベ片足バチュは、脚が痙攣しているのではと思わせる超絶技だったわ。

マイヤプリセツカヤさんも20年以上前の瀕死の白鳥。腕の動きがバレエを超えて、本当の白鳥に見えたわ。サンサーンスの曲も合間って鳥肌。

役を自分のものにされていたから、年齢という違和感はなかったわ。

古典バレエの主役は10代後半から20代前半の年齢設定がされていることが多いわね。

日経新聞の記事にも書いてあったのだけど、

名作バレエの主役を今も踊っているとはいえ、片足での連続回転(グラン・フェッテ)などの超絶技巧はやっていない。代わりに指先の繊細な表現など森下の長所を生かし、団員全員で新しい解釈を提示する、新「白鳥の湖」など独自の舞台を、バレエ団総代表の清水哲太郎が作り上げている。(日経新聞より)

と、今の年齢で魅せる芸術作品を作り上げているという印象ね。

おわりに

体を使うスポーツ界にはさまざまな生きたレジェンドが存在しますよね。

野球のイチロー、

サッカーのキングカズ

などね。

バレエ界にもものすごい生きたレジェンドがいるのです!!

以上、日経新聞の森下洋子さんの記事のご紹介でした〜!!

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