この2つ、ほんとややこしいわ。
日本語で聞いたら確かにね。
でも語源を知ると今後まちがえないと思うわ。
バレエ用語って主にフランス語なので、日本人には言葉から動きを連想することが難しいですよね。
個人的に、バレエレッスンでは、分かれば何語でも良いと思います。
例えば、デトゥルネ(意:よりをほぐす)を
「5番でルルベ、腿も引き寄せたままよりをほぐす様に回る」
とかでも良いと思うんです。
先生もした噛んじゃうわ。
語源を知ることはパを知りることに繋がりますので、一緒に覚えていきましょう。
バレエ用語知ってると世界各地でレッスン受けられるわよ!!
バレエ用語 バロネ(仏/ballonne)
ballonne(バロネ)は、ballonner:〜を膨らませるの過去分詞系です。
意味は、
「ボールのように膨らんだ」
という意味です。英語の名詞「balloon」に近いですね。
バルーンとバロネ、スペルも近いし読みも近いわね。
風船っていう意味がわかっていたら、バロネって言われてバロテをまちがえてする事はなくなるわね。バロテの動きはどう考えても風船が膨らんだような足捌きではないわ。
このグランパクラシックの動画の1分後くらいから始まる動きもバロネよ。
ジャンプのバロネもよく出てくるわね。
Chactto HPより
バロネ:
脚の一連の動きが空気を包むように見える、もしくは空気を脚で抱き込むように動かすことが語源と思われます。基本の動作は前後、横方向とどの方向もあり、片足をバットマンで蹴り上げたあと、戻すときに蹴り出した足をシュル・ル・ク・ドゥ・ピエにします。
バレエ用語 バロテ(仏/ballotte)
ballotte(バロテ)は、揺さぶられたと言う意味です。
バロネとバロテは足の動きが真逆なので、どちらもついつい足の動きだと思ってしまうわ。
バロテは実は体を揺らすパなのよ。
有名なのは、ジゼルのバロテよね。3分17秒からがバロテよ。
飯島望未さんのジゼル最高!!
k-balletのドンキホーテも良かったわね。
Chactto HPより
バロテ:
バロネは投げた動足を軸足のクペに戻し、バロッテは軸足のクペに吸い上げてから動足を投げる。逆でしょう。また、バロネは常に身体をほぼ垂直のまま保つのに対し、バロッテはまず体が揺れる。
おわりに
バレエ用語って、語源を知ると、「あ、間違って動いてた!」と思うことがあります。
私は実際、バロテは足の動きかと思っていました。
実際は、体全体の動きだったのです。
意味を知ると、大人バレエの動きも変わりますよね。
以上、バロネ・バロテの解説でした〜!!
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