様々なバレエシューズがありますが、その特徴をまとめました。
素材
- キャンパス生地(いわゆる布):足にフィットするので足馴染みが良い。同じ布でも、少しゴワゴワした厚めのキャンパス生地と、薄くしなやかなタイプがある。リノリウムの床では布バレエシューズが主流である。
- 前皮+後ろキャンパス生地:バレエシューズはつま先部分の消耗が激しいため、その部分を皮で強化してるシューズ。少し滑りにくさもある。布シューズより値段は高い。
- 全皮:シューズ全体が皮のため、シューズ全体の対消耗性が高い。もっとも値段が高い。皮シューズは使用しているうちに伸びる事があり注意。
- サテン:バレエの発表会などでしようする、主に舞台用のシューズ。ゴムの型式はリボンとセットである事が多く、トウシューズのようにリボンを足首に巻き付けて履く。汚れが目立つ。
ソール
- スプリットソール:シューズの底のソールがつま先部分と踵部分の2つに別れている。土踏まずを意識してつま先を伸ばしやすく、足先が綺麗に見えやすい。
- フルソール:ソールがつま先から踵まで繋がっている。スプリトソールより、つま先を伸ばすのに力が必要。
ゴム
- クロス:ゴムがバッテンでついているため、安定感がある。
- シングル:ゴムが1本のみついている。バレエシューズは柔らかくそれ自体が足にフィットする為、安定感で不安になることはない。
- リボン:バレエシューズでは、サテンシューズとリボンのセットが多い。先生からの指定がない限り、通常レッスンで、リボン付きのバレエシューズを履くことはない。(脱着に時間がかかる)
幅
- 普通幅
- 細幅
- 広幅
引紐
- 引紐なし(ゴム):バレエシューズの履き口内周がゴムで足にフィットさせる型式。ゴムが足にフィットしなかった場合の調整が難しい。(クロスゴムをきつめに縫うなど)引紐ありの場合はシューズの中に入れ込むが、入れ込んだ時の違和感がない。
- 引紐あり(ゴム紐または綿紐):引紐で内周をある程度調節できる。引紐を内側に入れる場合、違和感や少しの痛みを感じる事がある。
リスト
最後に
楽天では、探せば800円ほどのバレエシューズも売っています。バレエシューズは指がきちんと伸びる状態でフィットしている事が大切です。そして合わない(足に合っていない、または床にあっていない)バレエシューズでのレッスンは最大のストレスです。バレエシューズを幅や引紐の有無などで自分の足にあったシューズを選んでみてください。もし、何がいいか分からない大人の方は、
布/スプリットソール/クロスゴム/引紐無し
を選択することをおすすめします。(幅だけは自分の足に合わせてください)
同じようなバレエシューズでも、引紐の有無やソールの形状など細かい部分が異なりますのでご注意ください。