バレエシューズ

様々なバレエシューズがありますが、その特徴をまとめました。

素材

  1. キャンパス生地(いわゆる布):足にフィットするので足馴染みが良い。同じ布でも、少しゴワゴワした厚めのキャンパス生地と、薄くしなやかなタイプがある。リノリウムの床では布バレエシューズが主流である。
  2. 前皮+後ろキャンパス生地:バレエシューズはつま先部分の消耗が激しいため、その部分を皮で強化してるシューズ。少し滑りにくさもある。布シューズより値段は高い。
  3. 全皮:シューズ全体が皮のため、シューズ全体の対消耗性が高い。もっとも値段が高い。皮シューズは使用しているうちに伸びる事があり注意。
  4. サテン:バレエの発表会などでしようする、主に舞台用のシューズ。ゴムの型式はリボンとセットである事が多く、トウシューズのようにリボンを足首に巻き付けて履く。汚れが目立つ。

ソール

  1. スプリットソール:シューズの底のソールがつま先部分と踵部分の2つに別れている。土踏まずを意識してつま先を伸ばしやすく、足先が綺麗に見えやすい。
  2. フルソール:ソールがつま先から踵まで繋がっている。スプリトソールより、つま先を伸ばすのに力が必要。

ゴム

  1. クロス:ゴムがバッテンでついているため、安定感がある。
  2. シングル:ゴムが1本のみついている。バレエシューズは柔らかくそれ自体が足にフィットする為、安定感で不安になることはない。
  3. リボン:バレエシューズでは、サテンシューズとリボンのセットが多い。先生からの指定がない限り、通常レッスンで、リボン付きのバレエシューズを履くことはない。(脱着に時間がかかる)

  1. 普通幅
  2. 細幅
  3. 広幅

引紐

  1. 引紐なし(ゴム):バレエシューズの履き口内周がゴムで足にフィットさせる型式。ゴムが足にフィットしなかった場合の調整が難しい。(クロスゴムをきつめに縫うなど)引紐ありの場合はシューズの中に入れ込むが、入れ込んだ時の違和感がない。
  2. 引紐あり(ゴム紐または綿紐):引紐で内周をある程度調節できる。引紐を内側に入れる場合、違和感や少しの痛みを感じる事がある。

リスト

布/スプリットソール/クロスゴム/引紐あり

布/フルソール/シングルゴム/引紐なし

布/フルソール/シングルゴム/引紐なし

前皮フルソール/シングルゴム/引紐あり

布/スプリットソール/クロスゴム/引紐あり

布/スプリットソール/クロスゴム/引紐あり

前皮/フルソール/シングルゴム/引紐あり

サテン/フルソール/クロスゴム/引紐あり

サテン/フルソール/rリボン/引紐あり

布/スプリットソール/クロスゴム/引紐なし

全皮/スプリットソール/クロスゴム/引紐なし

布/スプリットソール/クロスゴム/引紐なし

布/スプリットソール/クロスゴム/引紐なし

全皮/スプリットソール/クロスゴム/引紐なし

布/フルソール/シングルゴム/引紐なし

布/スプリットソール/クロスゴム/引紐なし

布/フルソール/シングルゴム/引紐なし

布/スプリットソール/シングルゴム/引紐あり

布/スプリットソール/クロスゴム/引紐あり

全皮/フルソール/シングルゴム/引紐あり

布/スプリットソール/クロスゴム/引紐なし

最後に

楽天では、探せば800円ほどのバレエシューズも売っています。バレエシューズは指がきちんと伸びる状態でフィットしている事が大切です。そして合わない(足に合っていない、または床にあっていない)バレエシューズでのレッスンは最大のストレスです。バレエシューズを幅や引紐の有無などで自分の足にあったシューズを選んでみてください。もし、何がいいか分からない大人の方は、
布/スプリットソール/クロスゴム/引紐無し
を選択することをおすすめします。(幅だけは自分の足に合わせてください)

同じようなバレエシューズでも、引紐の有無やソールの形状など細かい部分が異なりますのでご注意ください。

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